小・中・高校とサッカーに勤しんでいたこともあり、社会人になった今でも年一度くらいのペースで社会人サッカーへの参加のお誘いがある。
いまやボールを蹴る習慣もないし…と及び腰になりつつも、昔取ったなんちゃらと自分に言い聞かせて参加してみる。
そしてそのたびにサッカーなんてもうするもんか、と思うのだ。
まずもってサッカーをする連中のノリについていけない(そこ?)。
サッカーを嗜むやつらというのは、一般的に明るくて、ノリが良くて、コミュニケーションを取るのが上手。
傍目にはつまらないことでも仲間内で盛り上がれるようなエネルギーを発していて、眩しすぎて近寄れない。
お前ら少し親しくなっただけで女の子を下の名前で呼ぶタイプだろ!
こちとら自己紹介の趣味の欄に「ラジオを聞くこと」とか「エッセイを読むこと」とか書いてきたんだぞ、などと自分の中の文化系属性がうずく。
そしていざ試合となれば、少しのダッシュで息が上がって、次の動きに移れない。
しんどい、しんどすぎる。
社会人のサッカーというのはとにかく体力がモノを言うのだな。
ボールが回ってきても、走っただけで足がワナワナになっており、繰り出せるのはへなちょこキック。
しまいには日頃の運動不足がたたって脚をつる始末。
やめて!とっくに私のライフはゼロよ!
心配して駆け寄ってきてくれた年下の陽キャの皆さんが脚を伸ばしてくれる。
ありがとう(グスン)、だけどなんて惨め。
人というのは年齢を重ねるたびに上向きの成長曲線を描かなくてはならないとの固定観念が私にはある。
だけど必死にボールを追いかけていたあの頃の自分に及ぶべくはなく、その体たらくに心底絶望するのである。
もうサッカーこわい!
次に誘われても絶対やるもんかと誓うのだが、少しでも自分の思い通りにプレーできたり、チームの助けになったりした実感が得られると、得も言われぬ気持ちになって。
属性が違うと決めつけていた連中とも、ボールを蹴ることで何か呼吸で通じ合えたと思える瞬間があり、サッカーっていいななどと本気で感じるから不思議である。
しまいには、これから努力すればもっと上手くなれるのかな、などとイケない気持ちがよぎったりする。
いや、これは試合も終盤となり、脳の酸素が不足して判断力が鈍くなっている証拠だろう。
(こんなにつらいスポーツは大人には続けられないよ)
ピッチサイドでアップダウンを繰り返し、もう頭がクラクラ、下半身もフニャフニャ。
だけど相手も消耗してディフェンスラインにほころびがある。
(やっぱりサッカーなんてやるんじゃなかった)
ここで一気にスピードを上げれば、相手を振り切りきって裏のスペースに抜け出せそうな。
(もう走ったら死ぬって、やめとけって)
最後の力を振り絞り、相手の背後を取ってスペースに走り込む。
(立ち止まって交代を申し出たらどんなに楽か)
マークに付くディフェンダーの視線はボールに集中し、自分の動きへの対応が遅れる。
(もう二度とサッカーなんて…)
いまだ!このへんでボールがこわい!
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