イカの姿フライを買ったら、6枚入っていた。
あれ?相場は5枚じゃなかったっけ。
記憶をたどって思い出してほしい。
あなたの食べたイカの姿フライは何枚入っていただろうか。
6枚入りにたじろぐ
イカの姿フライとは、イカの姿をしたあれである。
幼いころから何回も手に取ってきたやつだ。
今日だってそう、市立病院の売店で数あるおやつの中からおもむろにカゴに入れる。
↑イカの姿フライを買っただけなのに、おしぼりを付けてくれた。
その美味しさは言うまでもないけれど、驚いたのは1袋に6枚も入っていたこと。
えっ?5枚じゃなかったっけ?
いや、絶対5枚だったよ。
内容量が5枚だと思って食べていた自分にとっては、6枚も入っていてなんだか得した気分。
月曜日が祝日だったことを日曜日の夕方に思い出したときと同じ喜びだ。
(例えとして出したけど、そんな都合のいい忘却はいままでない)
5枚派と6枚派が均衡していた
そこで、今回12種類のイカの姿フライを買って何枚入りなのかを調べてみた。
大袋にたくさん入っているタイプ商品もあるが、今回はコンビニのおつまみコーナーにあるような「いわゆる」のサイズのやつをセレクト。
ではさっそく調査結果をどうぞ!
↑「いいグラフですね」と池上彰なら言うでしょう
12種類を調べた結果は5枚入りが6種類、6枚入りが6種類ということで、ドローであった。
与野党伯仲!
しかし同じ価格帯でこの1枚分の差というのはかなり大きいと感じる。
購入したお店によっても売価は異なるだろうが、あくまで買った際の値段を基に、枚数当たりの価格を一覧にしてみた。
1枚あたりの金額が最も高かったのがアピタで購入したユニーPBの「サクッとした食感のいか姿フライ」。
逆に最も安かったのが、北陸を中心に展開する「PLANT」というスーパーセンターで購入した「おどるおいしさ!いかフライ」。
5枚入りだが1袋95円という安さだったこともあり、1枚あたり約16円をたたき出した。
渋ちんの私にとって、大変ありがたいイカの姿フライだ。
最高値も最安値も5枚入りの商品だったので、「枚数の違いによる1枚あたりの価格差」という考察は、完全に的を外してますね…
買ったお店の値段設定の話でしかなかった。
↑調べた商品はすべてスタッフが美味しくいただきました
同じ製造者でも枚数が異なる
もっと掘り下げてみる。
商品パッケージの裏面には販売者や製造者の記載がある。
製造者の記載があった商品のうち、6商品は「共同食品工業」という会社が製造者となっていた。
これらの商品は、それぞれ別の販売者から販売されており、同じ共同食品工業の製造でも5枚入りと6枚入りの商品に分かれることがわかった。
まあ、製造者が同じ共同食品工業でもそれぞれ販売者の意向を汲んで製造している別商品なわけだし、異なるのは当然か。
「とにかく共同食品工業で製造されたイカの姿フライがいっぱい食べたい」
という熱心な共同食品工業のファンの方は、上記の表を参考に6枚入りの商品をお選びください(無理矢理な着地)。
なお、せっかく12種類のイカの姿フライを食べたので、パッケージとそれぞれのイカの姿フライを結ぶゲームを用意しました。
あなたならわかるはず!(答えは最後に)。
「大塩するめ」のやつが美味しかった
さて、これだけ食べて味の言及はしないんかい(しなイんカい!)ということだが、いっぱい食べるとそれぞれの印象が薄れるんですよねー。
全部あのイカの姿フライの味で、ハズレなどないし。
そんななかで美味しかった、と強く記憶しているのがこれ。
↑パッケージに「いか入り」とある
塩味が強い商品が多かった中で、こちら大塩するめが出している「おおしおのいかの姿フライ」は、塩味よりも滋味としての素材(イカ)の美味しさが堪能できる。
ただ、こちらの商品、4枚入り×3袋の大容量パッケージのものしか見つけられなかったため、調査対象としなかった。
ただおやつとして美味しく食べただけ、である。
↑「ロングセラーのおいしさ!」なだけある
ただし、同じ大塩するめでも「ハニーバター風味」というのもあるのだが、こちらは何ともコメントしづらい一品であった。