「あたし椎名林檎の『正しい街』って曲が好きで…」
おお!なんて偶然、俺も好きなんだ、正しい街。
急にシンパシーを感じ、うれしくなる。
「正しい街」は椎名林檎のファーストアルバム「無罪モラトリアム」の1曲目。
ミリオンを達成したアルバムなのだから、知っている人は相当数いるだろう。
とはいえシングル曲ではなく、「ギブス」や「ここでキスして。」ほどメジャーじゃない。
ましてや「私は『正しい街』が好きです」なんて顔に書いていやしない。
たまたま飲み会で隣の席になったに過ぎない女の子。
普通に過ごしていれば、この娘が「正しい街」を好きなことを知り得ないのに、そこに共鳴でき、シンパシーを抱けるという喜び。
穂村弘氏がエッセイの中で書いていた。
自分の好きなものについて語りたいが、好みや考えは人それぞれで、受け手が果たして興味を抱くのかと考えてしまい、本気で語るということができなくなっている、と。
まさしくそうなのである。
けれどテーマが狭ければ狭いほど、共鳴し合えたときのシンパシーの強度は強まる。
あのおじさんやあの女子高生も、自分と共鳴しあえる「正しい街」的な何かを隠し持っているのだろうか。
そう考えるとなんだか素敵なことでは。
普遍性のある話題とマニアックな話題の間で葛藤はあるけれど、ときにはエサを撒いてみようかしら。
「俺、椎名林檎のファーストアルバムの1曲目の…」
おじさんと共鳴したいかはともかく。
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