
おかげさまで6月に結婚式を挙げました。
実家で。
私の実家は寺
私の実家は浄土真宗のお寺である。
結婚が決まったとき、結婚式は私の実家である寺で挙げようと提案した。
私は三男で実家を出た身であり、跡継ぎでもない。
ゆえに実家の寺で結婚式を挙げる必要などなかったのだが、両親たっての希望だったのだ。
私も生まれ育った場所で結婚式を挙げるのもいいかなと思い、妻や妻のご両親に希望を伝え、押し通した。
「仏前式」という形式だ。

だがしかし、寺といっても新潟の田舎の小さな寺なのだ。
住職である父も、寺だけでは食べていけず他の仕事を持つ兼業住職だった。


この寺で結婚式を挙げるのは住職の父と母が結婚式を挙げた何十年前以来だという。
ノウハウもなにもないのだが、とにかく挙げることになったのだ。

家族ががんばってくれました
仏前式を行うにあたっては、実家の家族ががんばってくれた。
式の構成は副住職である次兄が考えてくれた。
当日の司会進行も副住職の次兄である。
なんだかよく知らないが「会奉行(えぶぎょう)」という役職をやってくれるらしい。
母はネットで仏前式の例を必死に調べてくれたらしく、会場のレイアウトを考えてくれた。

そのほか住職の父が神前式でいうところの牧師さんである「司婚者」という役を、妹は雅楽を流すラジカセの操作を担当してくれることになった。

前日に前撮りを終えて実家に駆けつけると、父と埼玉から駆けつけた長兄が装飾の幕を張ってくれていた。
でも張り方をめぐって父の指示の出し方が悪くて揉めていた。
父の手伝いをするとき、父の指示の出し方が下手で兄弟みなムムムっとなったなぁ、と懐かしく思った。
とにもかくにも身内が手弁当でがんばってくれ、アットホームないい式になると思った。
とにかくしんどかった結婚式
6月最後の土曜日、暑くもなく寒くもない、いい天気だった。
これから実家で結婚式だ。
8時に会場入りするとすでに会場の準備もやってくれていた。







身内はもちろん、ヘアメイクやカメラマン、介添え人などたくさんの人がすでに動いていた。
写真は撮り忘れたのだが、普段使っている座敷がメイクルームになったりしているさまが不思議でおもしろかった。
着替えとメイクをしたのちは、


そしてついに本番がはじまった。

ただ一つ問題だったのは、めちゃめちゃしんどかったということ。
当日の気温は快適だったのだが、紋服が暑く、さらに人口密度が高かったからか息苦しい。
入場してすぐに意識が遠のきそうになってしまった。
私よりさらに分厚い衣装を着ていた妻はもっとつらかったらしく、式のあと相当グロッキーになっていた。

途中参列していた赤ちゃんが泣いていたのだが、それを聞いてかろうじて意識を保っていた感覚だった。




無事ぶっ倒れることなく式を終えることができた。

意識が飛びそうだったこともあり記憶があまりないのだが、後日撮影したムービーを見たところ、シンプルでいい式だった。
実家で結婚式を挙げるなんてこともなかなか経験できないことだ。
とにかく仏前式の成功のために尽力してくれた家族、協力してくださった方々に感謝である。
この場を借りて、ありがとうございました。



